◆国指定重要文化財「八千代座」
八千代座(やちよざ)は、明治43年に、旦那衆と呼ばれる山鹿の実業家たちの手によってつくられた芝居小屋です。
江戸時代の古典的様式の中にドイツ製のレールを使った廻り舞台など、充実した機能をもっていました。
そのころの山鹿は交通の要衝として物流の拠点であり隆盛を極めていました。
八千代座は当時の豊かさの象徴であり、レベルの高い文化・芸能を楽しむ場として建てられたものです。

明治44年に「こけら落とし」が行われ、各地より多くの有名な芸能人たちが来演し、大正・昭和にかけて観客を楽しませてくれました。

昭和に入ると、テレビの普及などにより一時廃屋同然となってしまいますが、八千代座での数多くの思い出をもつお年寄りたちが中心になって復興運動を展開。

その努力が実り、昭和63年に国指定重要文化財に指定され、以後全国にその名を知られることになりました。
坂東玉三郎さんの公演や、この芝居小屋に寄せる山鹿の人々の情熱は、華やかだったあの頃を再び蘇らせてくれています。

公演以外の日は、見学することも可能です。
山鹿へお越しの際は、ぜひ一度お立ち寄りください。

◆八千代座管理資料館『夢小蔵(ゆめこぐら)』
八千代座の斜め向かいにある白壁土蔵造りの資料館です。本来、住宅兼倉庫として明治20年に建てられたものを再利用しています。
2階建ての建物の中には、切れない刀や槍、鉄砲、履き物、お面など、八千代座の歴史をたどる資料やユニークな小道具が数多く展示してあります。

施設情報

所在地 〒861-0501 山鹿市山鹿1499
TEL 0968-44-4004
料金

一般530円(15名以上430円)
小・中学生270円(15名以上220円)

営業時間

9:00~18:00(最終受付17:30)

定休日

第2水曜日、12月29日~1月1日

交通アクセス

菊水ICから約15分

URL http://yamaga.site/?page_id=2
こだわり
Wi-Fi 団体可

所在地Map

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