おうち時間を楽しくする山鹿のお店・商品紹介(前編)

家で過ごす時間が増えている今日この頃。
今回は、おうち時間を充実させたいという方におすすめの、山鹿で人気のテイクアウトやお取り寄せ商品、おうちで楽しめるグッズなどを前編・後編の2回に分けてご紹介します♪

日本古来種の野生日本みつばちがもたらす恵みがたっぷり♪

最近、山鹿で話題になっているおいしい『蜂蜜』があります。

品質が良く、限られた生産量のためネットでも完売が続いていて、現物もわずかな店舗でしか買うことができないため、口コミで人気が広がっている幻の蜂蜜。

その名も「山麓はっち」さんの『日本みつばち菊鹿』。

今回は特別に「山麓はっち」のオーナー吉里さんに、商品にまつわるお話と、蜂蜜の生まれる環境を見せていただけるということで、山鹿のとある山あいを訪問しました。

「山麓はっち」は日本みつばちによる蜂蜜にこだわっています。

西洋みつばちと違って日本みつばちは野生そのものなので、その養蜂の難しさから、市場の流通量も1%程度ともいわれる大変貴重なものだそうです。

木々を受粉させ、森を作る重要な役割を持つ日本みつばち。

豊かな自然環境の大切さ、限りある恵みに気付いてもらうきっかけになればと、「山麓はっち」では手間暇と愛情をかけて、採蜜から全ての工程を手作業で行っています。

元々、お父さんが養蜂を営んでいて、その味と品質を追求するあまり、どんどん山奥に巣箱を移していったそうです。

1つの巣箱には女王蜂を中心としたひと家族、約20,000匹から30,000匹がいるといわれ、原生林に近い木の花や人手の入らない自然の花から蜜を集めてくるので、より山奥に巣箱を置くほど、香りと味が素晴らしくなるのだといいます。

可愛らしいラベルが貼られた蜂蜜。

一口試食させていただくと、「んー!甘くておいしい!!」

ギュッと凝縮された濃厚な甘さが口いっぱいに広がり、それでいて後味がとてもすっきりとしていて、質の高さが伝わってきます。

蜂蜜は、晩秋と初夏の年2回だけ採蜜され、その時期に合わせてHP上で商品の予約受付になるので気になる方はぜひチェックを。

蜂蜜以外にも、吉里さんがこだわってつくられた商品も紹介していただきました。

自家製の日本みつばちの蜜蝋を使って作られたクリームやスティックケア。

オーガニックホホバオイルと高い標高で出来上がる天然未精製の蜜蝋をじっくりゆっくり混ぜ合わせたそのクリームは、おどろくほど伸びの良い使い心地です。

菊鹿町産の玄米を使った玄米カイロや肩掛け、座布団も。

電子レンジで加熱して気になるところに当てると、じわじわと体の芯から優しく温めてくれます。

今回特別に日本みつばちの巣が設置してある場所に連れて行ってもらいました。

巣箱一つ一つが全く違う環境に置かれ、森の中で花を探す優しい日本みつばちの羽音に癒やされてきましたよ。

詳しい情報についてはHPをご覧ください。

山麓はっち

出来たてを味わえる絶品のおまんじゅう屋さん

国道325号沿いに位置しているこちらのお店。

2020年10月OPENながら、その素材へのこだわりから、地元ではすでに多くのファンを持つ「山口万十店」さん。

店頭の大きな蒸し器が印象的で目を引きます。

おまんじゅうをイメージしたロゴもかわいいです。

ショーケースには10種類以上のおまんじゅうが並びます。

ここのイチオシは、なんといっても看板メニューの『甘酒万十』。

きれいな紅白の甘酒万十は、びっくりするくらいふんわりとした柔らかさが特徴です。

包装や陳列以外は、仕込みから店主の山口さんお一人で全部手作りされているそうです。

まるでシフォンケーキのようなふわふわな皮が、特製の餡を優しく包んでいます。

このクオリティでなんと1個100円。

しっかり餡が入っていてボリュームもあるんですが、2~3個ペロリといけちゃうくらいおいしいんです。

取材中も「10個ください」などとまとめ買いされるお客さまが多数来店されていました。

ほかに、桜餅や4種類のおはぎ(こし餡、つぶ餡、きなこシナモン、きなこ)など手作りの和菓子が揃っています。

よもぎ団子や季節限定の苺大福(秋には栗のだんご)もあるので、山鹿の季節ごとの魅力も楽しめますね。

そしてもう一つの人気メニューが数量限定の『赤飯』。

もち米に精通した、おまんじゅう屋さんが手掛ける本気の赤飯で、これ目当てのお客さまも多いそうです。

ドライブの途中にも、喜ばれる手土産にもぜひおすすめです。

まとまった数のご予約にも対応してくださるとのことですので、気軽に問い合わせてみては?

話題のハンバーガーがある人気のパン屋さん

もともと阿蘇の一宮にお店を構えて手づくりパンを販売していた「古木家 reo tale」さん。

自然災害などの影響を機に、山鹿市に2020年11月に移転されました。

パンの生地には、卵や乳製品、添加物や人工甘味料を使わず、値札には使っている食材がしっかり記載されています。

1階にパン工場と、朝からにぎわう焼きたてパンの販売スペース。

2階がカフェになっています。

早速今回お目当ての、『古木家バーガー』(850円)を注文して頂きます。

古木家さんのハンバーガーは、かの佐世保バーガーにコンテストで勝ったことでも知られています。

想像以上の大きさにびっくり!顔が隠れそうなくらいのボリュームです。

こだわりのバンズは、他では味わったことのない柔らかで香ばしい独特のおいしさ。

本職のパン屋さんのこだわりが垣間見えました。

パテには『香心ポーク』をたっぷり使い、ジューシーな柔らかさに仕上げています。

チーズと特製のデミソースがよく絡みます。

佐世保バーガーのお店の人も視察に来るくらい話題なんだそうです。

そんな「古木家」さん。

実は、生粋のパン屋さんとして東京のデパートやホテルへ納入したり、さまざまなアスリートフードのパンも製造する、業界でも有名なスペシャルなパン屋さんなんです。

1階のショーケースに並んだパンは夕方になるとほとんど売り切れてしまうので、『香心ポークカレーパン』などの人気商品は朝早くがおすすめです!

おいしいパンを心行くまで楽しんでもらえたらと、お昼はなんとパンの食べ放題もされています。

ランチタイムにパンが食べ放題で、お値段はなんと1,100円(スープ+デザート+ドリンク付き)

イタリア料理人から手ほどきを受けたという特製のミネストローネと一緒にぜひどうぞ。

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