山鹿エリア 歴史・文化

オブサン古墳

おぶさんこふん

◆国指定史跡「オブサン古墳」

チブサン古墳の西北約350mの場所にある、直径22m、高さ5mほどの墳丘からなる円墳です。
6世紀後半に造られたとされ、非常に珍しい突堤(入口両脇の突き出た部分)を備えています。内部には巨石を組み合わせた複数の横穴式石室が造られています。

古墳時代・平安時代には墓、明治時代には西南の役の陣地、江戸時代以降は「安産の神様」としての信仰の場、というように、時代の変遷に伴い多様な用途で使われてきました。
発掘調査によって様々な遺物が見つかっており、これらの遺物のレプリカは、オブサン古墳の南側にある野外展示スペースで見ることができます。

 

◇オブサン古墳から見つかった遺物

・当初の副葬品(古墳時代):耳輪などの装身具、馬の飾り具、須恵器の壺、甕片
・追葬時のもの(平安時代):白磁碗、土師質土器
・西南戦争時(明治時代):鉄砲の弾丸、弾痕のある石室の閉塞石
・安産の神としての信仰に関するもの:灯明皿、賽銭、牛乳びんの破片

施設情報

所在地 〒861-0554 山鹿市城1800
TEL 0968-43-1145(山鹿市立博物館)
駐車場

20台

交通アクセス

山鹿バスセンターから南関ターミナル行「石村」バス停下車後、徒歩10分

所在地Map

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