一際目を引く真っ白な外観に大きなのれん。誰もが足を止める洗練された空間が山鹿にオープン。20年もの間、和・洋・中の研鑽を積んだ店主が、日本酒の奥深さに惹かれ、自らセレクトした40種以上の日本酒と、お酒に合う料理を提供。こだわりのオープンキッチンや開放感のある吹き抜け、ちょうどいい高さのスタンドテーブルなど、意匠に富んだ内装が非日常へ誘います。

お店に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのは、2,000冊を超える蔵書。ここはかつて街道沿いに栄えた吉田酒造所の「天聽」の蔵の店舗部分で、広々とした土間や天井の梁が当時の面影を残します。できるだけ添加物を使わず、地元の食材にこだわり、手作りスイーツや地のものを使った料理は、お子さま連れでも安心のお店です。

タンタァとは、中華料理の点心“エッグタルト”のこと。2018年7月にオープンし、山鹿で一番種類を揃えると自負する珈琲は常時9種類。お得なワンコインカレーランチも人気。コピー機も常備しているので貸会議室としての利用も可能。“ゆっくりしてほしい”という店主の優しい想いが詰まった素敵なカフェです。

県内でも珍しい味噌煮込みうどんの専門店。名古屋で会社員をしていた頃、その味に感動し、独学で研究を重ね味を追求。メニューは味噌煮込みうどん定食セットのみ。讃岐の小麦粉を使った手打ち麺に名古屋の八丁味噌を使用した本格派。一人で切り盛りされているので、来店には事前のお問い合わせがおすすめです。

平日にもかかわらずお昼は満席のたまやん。US産プライムビーフやくまもと黒毛和牛「和王」が市価の3割ほど安く食べられるのは精肉店直営ならでは。新設した離れでは最大30名での宴会も可能だそう。もちろん、看板に掲げているお好み焼きも、たっぷりの山芋に自家ブレンド粉やタピオカ、美肌成分が多く含まれる豚など、女性にも嬉しいこだわりの一品なので、ぜひお試しあれ。

テレビ局の取材も受ける、知る人ぞ知るお弁当屋さん。夜中1時から仕込みを始め、全て手作りで提供しています。390円から購入できるボリューミーなお弁当はなんと30種類以上！　高校の売店にも配達し、「子どもたちの笑顔が何よりの元気の源ですよ」と、素敵な笑顔で話してくれました。11時前後には完売してしまうので、旅の朝ごはんにもぜひ。