山鹿灯籠踊りを守り、次の世代に継承していく
山鹿灯籠踊り保存会
「祭りやお酒にお酔いなさいよ、ホラッ」の意味を持つ「よへほ〜」という語りかけが繰り返される、山鹿の民謡「よへほ節」の踊りを守り、優雅でしなやかに踊る灯籠娘たちの舞い踊る姿は見る者の心まで魅了します。
山鹿灯籠踊り保存会とは?
和紙と糊だけで作られ、室町時代から伝わる伝統工芸品「山鹿灯籠」を頭に掲げ灯をともし、優雅で美しい踊りを披露する「山鹿灯籠踊り」は、九州・熊本県を代表する郷土芸能として広く知られています。
毎年8月15・16日には、山鹿市の一大イベント「山鹿灯籠まつり」が行われます。中でも、千人の女性が踊る「千人灯籠踊り」では、幻想的な灯りの舞いが、観光客の目を引いています。
この灯籠踊りを保存、継承している団体が「山鹿灯籠踊り保存会」で、設立は、昭和32年。現在約35名の会員で活動しています。
この会は、踊り手と地方で構成され、踊り手は若い女性たちが中心で、年間を通して、週2回の練習をし、技術の向上と後継者育成に日々努めています。
全国の祭りやイベントに、たくさんの出演依頼があり、国内外合わせて年間約200回の出演をしています。