冬の夜灯りに酔う、山鹿ならではの彩ある世界

山鹿灯籠浪漫・百華百彩

夏の風物詩「山鹿灯籠まつり」から季節を流し、冬の祭典「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」が訪れます。
風情溢れる豊前街道の古き良き町並みを、和傘や竹を使ったオブジェが鮮やかに彩り、数千もの蝋燭の灯りが幻想的な世界を演出します。その雰囲気は訪れた者の心を打ち、まるで時空を超えたような気持ちにさせてくれます。
重要文化財の芝居小屋『八千代座』では伝統芸能に目を奪われ、五感で味わう醍醐味に酔いしれます。仄かに揺れる灯りに包まれながら、山鹿の心を感じてください。

開催スケジュール

までの毎週金・土曜日
2月3日(金)、4日(土)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)の全8回

山鹿灯籠浪漫・百華百彩のはじまり

かつて、和傘の大産地としてその名を轟かせていた山鹿。「当時の風景を蘇らせる賑やかな祭りができないものか」、そんな想いから地元のみなさんの手作りによって「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」は生まれました。

九州6県で取り組む「冬の九州・灯りの祭典」の一環として毎年冬に開催されています。

“協力”という磁力で繋がった、「手作り」のお祭り〜古いと新しいがひとつになって、未来へ〜

「郷土の魅力を伝えたい!」そんな想いから、この祭りの準備作業は、地域住民、商店街、観光協会、地元の大学生、県や市の職員など、実に様々な立場の人々の手作りによる協同作業で成り立っています。

12月から山に入り3mの長さに切った竹を5千本切り出すことから始まり、寒さで手がかじかむ中、加工、色塗りと2月まで切れ目なく作業が続きます。町が暮色に染まる2月の夕暮れ時、この日のために心を込めて作った和傘や灯籠、行灯、雪洞などが街道沿いに並び、人の手で一つひとつ点されていく数千個の蝋燭の灯りは、これらの方々の「真心」と、山鹿を愛する「想い」の表われといえます。

凛とした冬の夜の空気を優しく揺らしながら、ひらひらと咲いていく灯りの華が、見るものの心を穏やかな色へと塗り替えていきます。

当日は、町の方々と共に竹灯りの蝋燭に灯りを点すボランティアもあり、どなたでも参加できますのでご希望の方は着火ライター持参でお越しください。

山鹿風情物語

山鹿の伝統芸能の粋を集めた「山鹿太鼓」と「山鹿灯籠踊り」の競演。軽快な笛の音色と、壮大で雄大な太鼓のリズムに心踊らされ、山鹿灯籠踊りの優美で幻想的な様に息をのむ。山鹿の「動」と「静」。

対照的な山鹿の二大芸能を、国指定重要文化財「八千代座」で観賞する至福。無限の感動に包まれながら山鹿の風情をご堪能ください。