日本酒が米を主体として造られるようになったのは縄文時代以降、弥生時代にかけて水稲農耕が渡来定着した後で、西日本の九州・近畿での酒づくりがその起源と考えられます。肥沃な土地と豊富な水に恵まれた山鹿の地でも、弥生時代に米づくりが始まり、菊池川沿いには大規模な集落が形成され、そこからは稲の収穫に使用した石包丁や鉄製穂積具が多く出土しています。江戸時代には菊池川を利用した水運が物流の大動脈として発展し、山鹿は米蔵や酒蔵、回船問屋などが軒を連ねる物産の集散地として大変栄え、現在でも趣のある店構えが残り、往時の面影をしのばせています。
 今回の企画展では山鹿の酒づくりに焦点を当て、酒づくりの歴史や技法、道具を紹介すると共に、現在、他市町と連携して日本遺産認定を目指している菊池川流域の『米づくり』についても注目してもらうために開催するものです。

ご家族、お友達お誘い併せのうえ、お気軽にお越しください。

詳しくはチラシをご覧下さい。

・期間:平成28年7月30日(土)~10月10日(月・祝)
 (月曜日休館。月曜日が祝日の場合  は開館し、翌日に休館。)
・開館時間:午前9時~午後5時
 (入館は午後4時30分まで)
・展示内容
 ◎日本酒づくりの歴史
 ◎日本酒が出来るまで(製造工程)の紹介
 ◎山鹿の酒造業と清酒の醸造について
 ◎古代酒器(ジョッキ形土器、注口土器 ほか)の展示など

イベント情報

開催地 〒861-0541 山鹿市鍋田2085
料金 大人 210円、高校生以下 50円
(山鹿市内の小中学生は無料)
駐車場 あり(30台)
交通アクセス 熊本県山鹿市鍋田2085
お問い合わせ 山鹿市立博物館
電話:0968‐43‐1145
FAX:0968‐43‐1143
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